債務超過
債務超過とは
債務超過の定義・意味
債務超過とは、貸借対照表上の負債(債務)が資産(財産)を上回った状態をいう。
債務超過の見方
会社は、設立時の出資(株式払込み)後、日々の営業活動により利益と損失をそれぞれ累積していくが、この累積がマイナスとなった場合は、株主の出資の一部が無価値化したことを意味する。
そして、さらに損益計算書上の累積赤字が貸借対照表の自己資本を全部食いつぶしてしまうと、今度は負債が資産を上回る状態となる。
この状態は、株主のみならず会社外部の債権者にとっても、債権回収がおぼつかない状況になったことを意味するが、これが債務超過である。
返済の見込みがない借金があるとういことで、会社の財務状況が非常に危険な状態である。
ただし、債務超過=倒産(会社が債務を支払えなくなった状態)を意味するわけではない。
債務超過でも、とりあえず日々の支払いができれば倒産とはならないからである。
債務超過の状態を脱する方法としては、次の4つの方法がある。
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