[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


事業―損益―損失


損失とは 【loss

損失の定義・意味など

損失(そんしつ)とは、マイナスの損益をいう。

また、特に収益獲得に貢献しない費用(狭義の費用。単なる価値犠牲)を指して損失という。

損失の位置づけ・体系(上位概念等)

マイナスの損益としての損失
損益

損益とは収益の額から費用の額を差し引いた額をいうが、損益がマイナスの場合を損失、プラスの場合を利益という。

収益獲得に貢献しない費用としての損失
費用

損益計算書は、企業個人事業主の1会計期間事業年度)における利益を明らかにするために作成する財務諸表決算書)である。

そして、損益計算書における利益は、次の計算式で算定・算出する。

利益収益費用(広義)

このように損益計算書利益計算の構造を説明する場合は、一般に費用という概念だけを用いることが多い。

しかし、上記の費用の概念には、厳密に言えば、費用とは区別されるべき損失という概念も含まれている。

利益収益 - (費用(狭義)+ 損失)

損失の具体例

特別損失

具体的には、損益計算書上、経常的ではなく臨時的・突発的に発生する損失は特別損失といい、特別費用とはいわない。



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