資本―経済学上の資本―分類・種類②―自己資本
自己資本とは 【net worth】
自己資本の定義・意味など
自己資本(じこしほん)とは、内部で資金調達した自前の事業資金をいう。
自己資本の範囲・具体例
自己資本には、企業の利潤である社内留保(内部留保)や減価償却費の取り崩しによる自己金融や、株式の発行による直接金融などの方法などがある。
自己資本の別名・別称・通称など
元手
自己資本は元手(もとで)とも呼ばれる。
自己資本の位置づけ・体系(上位概念等)
資金調達
自己資本は調達した資金の区別のひとつである。
- 自己資本
- 他人資本
自己資本の特色・特徴
返済の要否
自己資本は、企業の外部から資金調達した資金である他人資本とは異なり、企業の内部から資金調達した資金である。
したがって、自己資本は返済の必要がない。
株主は、会社が倒産した場合、出資金の返還請求権を行使できない。
資金調達コスト
自己資本は、借入金ではないので、金利も支払わなくてよいため、一般的には、資金調達コストは低いといわれている。
自己資本と関連する経済指標
自己資本比率
自己資本の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
個人事業主の場合
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 9 ページ]
- 資本
- 資本―経済学上の資本―分類・種類①―人的資本
- 資本―経済学上の資本―分類・種類②―自己資本
- 資本―経済学上の資本―分類・種類②―他人資本
- 資本―法律上の資本―資本の三原則
- 資本―法律上の資本―資本の三原則―資本充実の原則
- 資本―法律上の資本―資本の三原則―資本維持の原則
- 資本―法律上の資本―資本の三原則―資本不変の原則
- 資本―法律上の資本―資本の三原則―資本確定の原則
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ
- ホーム
- 経済学
- 基礎概念・基本概念
- 経済主体
- 経済主体―企業
- 経済主体―企業―分類―株式会社
- 経済主体―企業―分類―非営利法人
- 経済主体―企業―分類―非営利法人―一般法人
- 経済主体―企業―企業結合
- 貨幣・通貨
- 経済体制―市場経済(資本主義の前提)
- 経済体制―資本主義
- 経済体制―資本主義―資本
- マクロ経済―基本概念
- マクロ経済―国富と国民所得―国富(ストック)
- マクロ経済―国富と国民所得―国民所得(フロー)
- マクロ経済―国富と国民所得―国民所得(フロー)―GDP
- マクロ経済―景気変動
- マクロ経済―需要と供給
- マクロ経済―金融
- マクロ経済―金融―金融市場
- マクロ経済―金融―金融市場―役割―資金調達と資産運用
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―株式
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―株式―消却・併合・分割―株式分割
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―取引
- マクロ経済―金融―金融機関
- マクロ経済―金融―金融機関―中央銀行
- マクロ経済―金融―金融機関―市中金融機関
- マクロ経済―金融―金融機関―公的金融機関
- マクロ経済―金融―金融政策
- マクロ経済―財政
- マクロ経済―物価
- 経済事象の相関関係・原因と結果・因果関係
- 経済学