[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


事業―損益―利益―費用―分類―固定費


固定費とは

固定費の定義・意味・意義

固定費とは、決算書損益計算書費用のうち、売上高や工場の操業度の増減には無関係に常に一定額発生する費用をいう。

固定費の具体例

固定費の代表例としては、人件費(給与賃金役員報酬)、地代家賃水道光熱費消耗品費支払利息減価償却費リース料や製造経費管理費、設備費などがある。

固定費のポイント

固定費は売上高などの増減には無関係で常に一定額なので、率(割合)ではなく、額で捉える、ということがポイントである。

固定費と関係・関連する概念

反対概念

固定費に対する概念は変動費である。

固定費の位置づけ・体系

固定費は工業簿記で使用される概念である。

また、管理会計においても使用される。

損益計算書費用変動費と固定費に区分されていないため、変動費と固定費に分類してその構成を組み替えて表示したものを変動損益計算書という。

この変動損益計算書管理会計の基本となる。



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