決算書―法律別―商法―商業帳簿
商業帳簿とは 【commercial book】
商業帳簿の定義・意味・意義
商業帳簿とは、商法により、商人が作成しなければならないとされているものをいう。
商法
第十九条 …
2 商人は、その営業のために使用する財産について、法務省令で定めるところにより、適時に、正確な商業帳簿(会計帳簿及び貸借対照表をいう。以下この条において同じ。)を作成しなければならない。
商業帳簿の構成内容(内訳)
商業帳簿は、次のものからなる。
損益計算書
商法が定義している商業帳簿には、損益計算書は含まれていない。
1974年(昭和49年)の商法改正で、条文中から損益計算書という語が削除されたためである。
これは、個人商店にまで損益計算書の作成を課すのは酷という趣旨によるものといわれている。
しかし、一般的には、損益計算書という語が明示されていなくとも、商人に作成が義務づけられた商業帳簿には、会計帳簿と貸借対照表のほかに、損益計算書も含まれているものと解されている。
商業帳簿と関係・関連する概念
計算書類
商法が規定する商業帳簿の概念に対応する会社法上の概念は計算書類である。
ただし、商法が規定する商業帳簿の概念には、会計帳簿も含まれているのが特色である。
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