財務諸表(決算書)の種類②―金融庁・証券取引所提出用の財務諸表―金融証券取引法・財務諸表等規則
金融庁・証券取引所提出用の財務諸表
財務諸表の定義・意味
このうち、金融商品取引法(旧証券取引法)は、一定の株式会社を対象に、有価証券報告書を金融庁に提出するように定めていているが、有価証券報告書の一内容・一項目として「経理の状況」がある。
財務諸表は、この「経理の状況」で記載すべきものとされている。
なお、金融商品取引法では「決算書」のことを「財務諸表」と呼んでいる。
財務諸表の制度・基準
財務諸表等規則
財務諸表等規則が、各種財務諸表における項目の分類、配列方法、区分表示及び注記の内容などにつき規定している。
財務諸表の内容・体系
金融庁に提出すべきものとされている財務諸表は、次の書類から成り立つ。
なお、キャッシュフロー計算書は金融商品取引法上、要求されるものであって、会社法では要求されていないことに注意。
決算発表
作成には時間がかかり、3月期決算の企業の場合、通常6月下旬から7月にかけて発表される。
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- 財務諸表(決算書)の種類③―税務署提出用の財務諸表―法人税法
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