租税―分類―国税と地方税―地方税
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地方税とは 【local tax】
地方税の定義・意味など
地方税(ちほうぜい)とは、地方公共団体が徴収する租税をいう。
地方自治法
(地方税)
第二百二十三条 普通地方公共団体は、法律の定めるところにより、地方税を賦課徴収することができる。
地方税の分類・種類(具体例)
地方税は道府県税と市町村税とに大別され、それぞれに直接税と間接税がある。
地方税の位置づけ・体系(上位概念等)
租税
租税はさまざまな観点から分類できる。
そのうち、誰が課税・徴収するかという観点からは、租税は国税と地方税とに大別され、地方税はさらに道府県民税と市町村民税とに分かれる。
地方税の法的根拠・法律など
地方自治法・地方税法・条例
地方自治法は、「普通地方公共団体は、法律の定めるところにより、地方税を賦課徴収することができる。」(地方自治法第223条)と規定している。
そして、これにもとづき、地方税法では、「地方団体は、この法律の定めるところによつて、地方税を賦課徴収することができる。」(地方税法第2条)と規定する。
しかし、他方、「地方団体は、その地方税の税目、課税客体、課税標準、税率その他賦課徴収について定をするには、当該地方団体の条例によらなければならない。」(地方税法第3条)とされている。
つまり、地方税の直接的な根拠は、国税(所得税や法人税など)のように法律(地方税法)ではなく、条例ということになる。
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