租税―課税要件―課税物件―具体例―所得
所得とは
所得の定義・意味・意義
所得とは、税務上の用語で、所得税・法人税などの課税対象をいう。
また、マクロ経済(国民経済計算)では、生産された付加価値を分配面でとらえたものをいう(生産された付加価値は賃金・配当・利子・地代・企業利潤等といった所得というかたちで分配される。→三面等価の原則)。
所得金額の計算式
所得税法
所得税法上、所得は10種類に分類されているが、それぞれの所得金額は基本的には次の計算式で算定・算出する。
法人税法
なお、特に法人税法上の所得概念は、収益から費用を差し引いた額である会計上(決算書上)の利益と対比するかたちで論じられる場合も多い。
会計上の利益=収益-費用
税務上の所得=(会計上の収益+申告調整)-(会計上の費用+申告調整)=益金-損金
法人税の課税対象―所得―所得金額の計算方法―利益と所得の違い
所得の範囲
所得の範囲については、いくつか学説があるが、日本の税法は包括的所得概念の考え方を採用しているといわれている。
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