［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

債券指数―世界―シティグループ世界国債インデックス

シティグループ世界国債インデックスとは 【Citigroup World Government Bond Index】

シティグループ世界国債インデックスの定義・意味・意義

シティグループ世界国債インデックスとは、世界主要先進国の国債の価格と利息収入を合わせた総合投資利回りを各市場の時価総額で加重平均し、指数化した債券指数をいう。

簡単にいえば、シティグループ世界国債インデックスは、先進国の債券市場を１つの市場としてとらえた場合の、その市場平均値である。

 

シティグループ世界国債インデックスの趣旨・目的・役割・機能

主要国の国債を投資対象としている投資信託の多くが、シティグループ世界国債インデックスをベンチマークとしている。

たとえば、日本で最大の純資産総額を有する投資信託で（２０１１年３月時点）、個人投資家に人気が高いグローバル・ソブリン・オープンも、このインデックスをベンチマークとしている。

また、同インデックスと連動するインデックスファンド（インデックス型投資信託）もいくつかある。

これにより、個人投資家も、シティグループ世界国債インデックスに連動するインデックスファンドを購入することで、簡単に世界中の先進主要国の債券に分散投資できることになる。

 

シティグループ世界国債インデックスの構成内容（内訳）

シティグループ世界国債インデックスの構成国は、以下のとおりである。

• アメリカ
• カナダ
• オーストラリア
• 日本
• オーストリア
• ベルギー
• デンマーク
• フィンランド
• フランス
• ドイツ
• アイルランド
• イタリア
• オランダ
• ポルトガル
• スペイン
• スウェーデン
• スイス
• イギリス
• ギリシャ
• ポーランド
• ノルウェー
• シンガポール
• マレーシア