[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


未着品売買(未着品販売)


未着品売買とは

未着品売買の定義・意味など

未着品売買(みちゃくひんばいばい)とは、貨物代表証券のまま売買を行う(現物の商品の到着前に貨物代表証券のままこれを転売する)商品売買の形態をいう。

『日商簿記2級 商業簿記 スピード攻略テキスト』 DAI-X出版、2004年、42項。

未着品売買の仕組み(しくみ)

遠隔地から商品仕入れる場合には、商品を受け取る前に、貨物代表証券(船荷証券・貨物引換証など)を受け取ることがある。

この場合、現物の商品はまだ手許にはないが、貨物代表証券を取得した時点で商品の所有権を取得することになる。

この貨物代表証券で示される搬送中の商品未着品という。

未着品であっても所有権があるため、貨物代表証券をもって転売することができる。これが未着品売買である。

未着品売買の手順

未着品売買の手順は次のとおり。

  1. 貨物代表証券の取得
  2. 商品(未着品)の到着
  3. 貨物代表証券の転売

『日商簿記2級 商業簿記 スピード攻略テキスト』 DAI-X出版、2004年、42-44項。

未着品売買の位置づけ・体系(上位概念等)

特殊商品売買

未着品売買は特殊商品売買のひとつとして位置づけられる。

なお、特殊商品売買の種類としては以下のようなものがある。

未着品売買の会計簿記経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等
  1. 貨物代表証券の取得
  2. 商品(未着品)の到着
  3. 貨物代表証券の転売



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  2. 未着品売買―①貨物代表証券の取得
  3. 未着品売買―①貨物代表証券の取得―貨物代表証券
  4. 未着品売買―②商品の到着
  5. 未着品売買―③貨物代表証券の転売

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