未着品売買―②商品の到着
商品の到着
商品の到着の位置づけ・体系(上位概念等)
未着品売買
商品(未着品)の到着は未着品売買の手順のひとつである。
なお、未着品売買の手順は次のとおり。
商品の到着の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
仕入
未着品売買においては、船荷証券や貨物引換証などの貨物代表証券の取得時点では、現物の商品がまだ手許にないので、仕入れには計上できない。
しかし、商品が到着して貨物代表証券と商品を引き替えたときは、商品が手許にあることになるので、その貨物代表証券の金額(商品の原価)を未着品勘定(資産)から仕入勘定(費用)に振り替える(手許商品区分法)。
未着品売買の会計処理の方法としては、手許商品区分法のほか対照勘定法もあるが、簿記検定試験2級では主に手許商品区分法が出題される。
取引の具体例と仕訳の仕方
注文した商品(未着品)が到着し、貨物引換証と引き替えた。なお、引取の際に引取運賃を現金で支払った。
仕入 | ✕✕✕✕ | 未着品 | ✕✕✕✕ |
現金 | ✕✕✕✕ |
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