貸借対照表関係―効率性分析―固定資産回転率
固定資産回転率とは
固定資産回転率の定義・意味
固定資産回転率とは、売上高を固定資産で割り、100を掛けたものをいう。
ここでいう固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、その他固定資産すべてを含む。
有形固定資産回転率
固定資産を特に有形固定資産に限定した場合は、有形固定資産回転率という。
固定資産回転率の見方
固定資産回転率は、固定資産の稼働状況、つまり、設備投資が適正かどうか、効率的に売上げを上げているかどうかを評価するための指標である。
この数値が小さすぎると、過剰な設備投資をしている可能性が高く、逆に大きすぎると、設備投資が不足している可能性があるといえる。
固定資産回転率の基準
目安として、一般に製造業で2.5以上、流通業で5以上となる。
製造業で1以下、流通業で2以下だと、過剰な設備投資をしている可能性が高いといわれている。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 22 ページ]
- 貸借対照表・損益計算書関係―利益率
- 貸借対照表・損益計算書関係―総合―ROA(総資産利益率・総資本利益率・総資本経常利益率)
- 貸借対照表・損益計算書関係―総合―ROE(株主資本利益率)
- 貸借対照表・損益計算書関係―借入金月商売率
- 貸借対照表関係―自己資本比率(株主資本比率)
- 貸借対照表関係―流動比率
- 貸借対照表関係―株主資本回転率
- 貸借対照表関係―効率性分析―総資産回転率(総資本回転率)
- 貸借対照表関係―効率性分析―商品回転率
- 貸借対照表関係―効率性分析―固定資産回転率
- 貸借対照表関係―効率性分析―売上債権回転率
- 貸借対照表関係―BPS(1株当たり株主資本)
- 貸借対照表関係―効率性分析―PBR(株価純資産倍率)
- 損益計算書関係―収益性分析―経営資本営業利益率
- 損益計算書関係―収益性分析―売上高経常利益率
- 損益計算書関係―収益性分析―売上高営業利益率
- 損益計算書関係―収益性分析―売上高総利益率(売上総利益率・売上利益率・売上高総利益率・粗利率)
- 損益計算書関係―収益性分析―売上原価率
- 損益計算書関係―収益性分析―EPS(1株当たり利益)
- 損益計算書関係―収益性分析―PER(株価収益率)
- 損益計算書関係―配当性向
- キャッシュフロー関係―営業キャッシュフロー(CF)対流動負債比率
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ