[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


年金制度―私的年金


私的年金とは

私的年金の定義・意味・意義

私的年金とは、国以外の組織が運営する年金制度をいう。

国が運営する年金制度である公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)に対して、こう呼ばれる。

公的年金制度とは異なり、加入は任意である。

 

私的年金の趣旨・目的・機能・役割

私的年金制度は、公的年金を補完して年金受給額を増やすことで、老後の経済的生活をより豊かにするための制度である。

 

私的年金の本質・実体・実質

一般的に、年金投資とは区別されている。

しかし、本質的には、年金投資の一種である。

ただし、年金は、将来受け取る仕組みまで備えた制度となっている。

この点、私的年金では、を自由に設定できるなど、投資としての性格が若干表面化している。

特に、確定拠出年金にあっては、資の運用先(運用商品)も自分で決定することとなり、まさに投資信託そのものである。

投資信託―分類―実質的な投信―年金―確定拠出年金

 

私的年金の分類・種類

私的年金には、次のような種類がある。

 

私的年金の特色・特徴

制上の優遇措置・優遇

私的な年金制度ではあるが、所得所得控除(社会保険料控除や小規模企業共済控除)の対象となったり、その運用益が非課になるなど、制上の優遇措置が取られているものも多い。

 



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