金融資産―外貨建て資産
外貨建て資産とは
外貨建て資産の定義・意味・意義
外貨建て資産とは、外国の通貨で価値が表示される金融資産をいう。
外貨建て資産の別名・別称・通称など
外貨建て資産は、外貨建資産、あるいは、単に外貨資産などとも呼ばれている。
外貨建て資産の具体例
外貨建て資産には、具体的には次ようなものがある。
外貨建て資産の特色・特徴・特性
外貨建て資産には、その資産固有の価格リスクのほか、為替リスクも存在する。
外貨建て資産の役割・機能・働き・作用
分散投資の効果
外貨建て資産には、為替リスクがある。
しかし、複数の外貨建て資産を保有して、資産を複数通貨に分散することで、分散投資の効果による為替リスクの軽減を期待できる。
特に、投信積立などで、長期的に購入時期を分散させながら外貨建て資産を購入し続けるならば、さらに高い為替リスクの軽減が期待できるものと考えられる。
円安要因
日本銀行調査統計局が作成している資金循環統計のうち、金融資産・負債残高表(主要部門・取引項目残高表)によると、2011年3月末(速報)で、家計(個人)が保有している金融資産の残高は、1476.4兆円となっている。
しかし、このうち、外貨建て資産は10.1兆円にすぎない。
つまり、日本人はその金融資産のほとんどを円建て資産で保有しているということになる。
ただし、今後、外貨建て資産を購入する人が増えてくると、これは強力な円安要因として働くことになる。
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