物価―物価指数
物価指数とは 【price index , index number of prices】
物価指数の定義・意味・意義
物価指数とは、物価を指数であらわしたものをいう。
すなわち、年々の物価を、基準年を100としてこれと比較することで数値化したものをいう。
物価指数の趣旨・目的・役割・機能
物価指数は、多数の商品やサービスを総合して平均化して得られた全体的な価格を意味する物価をあらわす(数値化する)ための指数である。
これにより、物価の変動・動向を時系列的にとらえることが可能となる。
物価指数の算定・算出・計算方法
物価指数は、個々の商品やサービスの価格と、その取引量に応じて付けられたウエイトで加重平均して算出される。
その加重平均の仕方の違いによって、次のようないくつかの異なる算式・計算方法がある。
- ラスパイレス指数
- パーシェ指数
- フィッシャー指数
物価指数の具体例
物価指数は、次の2つが代表的である(一般によく知られている)。
また、国内総生産(GDP)の名目値(名目国内総生産・名目GDP)を実質値(実質国内総生産・実質GDP)に調整するためのGDPデフレーターも物価指数のひとつである。
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