会計―特色―継続企業の前提―期間損益
期間損益とは
期間損益の定義・意味など
期間損益(きかんそんえき)とは、①一会計期間内で②繰り返して経常的に発生する③損益をいう。
期間損益の目的・役割・意義・機能・作用など
しかし、継続企業(半永久的に事業を継続しようとする企業)の利益を計算するにあたっては、一定の期間を人為的に区切り(この期間が会計期間・事業年度・営業年度などと呼ばれる)、その期間内の利益を計算する必要がある。
これを期間損益計算というが、このように期間損益は、継続企業の決算を行うために必要とされ、期間損益の成果としての利益が企業の収益力の基本となる。
期間損益の位置づけ・体系(上位概念等)
損益
損益計算を行う場合、一会計期間内に発生した損益の項目は次の2つに大別される。
- 期間損益
- 非期間損益
日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、50頁。
期間損益計算の方法
財産法
財産法とは、会計期間の期末の資本金額から期首の資本金額を差し引くことで期間損益を算出する方法をいう。
損益法
損益法とは、収益から費用を差し引くことで期間損益を算出する方法をいう。
期間損益の具体例
期間損益は名目勘定で表され、損益計算書の経常損益の部に記載されているものに相当する。
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