金銭債権―具体例―売上債権(売掛債権)
売上債権とは
売上債権の定義・意味など
売上債権(うりあげさいけん)とは、通常の営業取引によって生じた金銭債権をいう。
参考:岩波書店 『広辞苑 第六版』
売上債権の範囲・具体例
売上債権の代表例は以下のとおり。
岩波書店 『広辞苑 第六版』、日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、23頁。
売上債権の別名・別称・通称など
売掛債権
売上債権は売掛債権などともいう。
日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、23頁。
売上債権の目的・役割・意義・機能・作用など
信用経済の発達した現在では、商品等の販売による代価を全額、現金で入手することはなく、売掛金や受取手形のかたちで受け取るのが普通である。
しかし、売上債権は短期間に現金化することができる(流動性が高い)が、景気が悪いときにはその期間が長くなり、資金繰りに影響を及ぼす。
また、相手方の倒産・不渡りによって現金化できない場合も生じる。
日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、23頁。
そこで、キャッシュフロー経営とリスクヘッジのためファクタリングを利用したり、また、現金化できない場合に備えて貸倒引当金を設定したりする。
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