資産運用―基本概念
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資産運用
(複製)資産運用とは、家計や企業がお金を金融資産に貯蓄または投資(広義)することをいう。資金が余ったところから資金が必要なところへ資金の融通を図ること(貸し借り)を金融というが、その貸す側面が資産運用である。これに対して、借りる側面を資金調達という。なお、経済学的には、たとえば株式の売買などは投資(狭義)ではなく、資産運用ということになる。資産運用―分類―投資
(複製)投資とは、一般には利益を得る目的でお金を事業・住宅または証券(株式・債券)に投下することをいう。実体経済(マクロ経済学)上では、一定期間における生産者の実物資本の増加分をいい、マネー経済上では、マネー(貨幣資本)を有価証券化することをいう。実体経済上の投資は民間では住宅投資・設備投資・在庫投資などがある。資産運用―分類―投資―長期投資
長期投資とは 長期投資の定義・意味・意義 投資は、投資期間(運用期間)によって、次のように分類される。 長期投資 短期投資 または 長期投資 中期投資 短期投資 ただし、それぞれ明確な期間の定義がある...資産運用―主体―機関投資家
機関投資家とは 【institutional investor】 機関投資家の定義・意味・意義 機関投資家とは、個人ではなく、法人形態で証券投資を行っている投資家をいう。 機関投資家の反対概念 個人投...資産運用―対象―商品―金融商品
金融商品とは 金融商品の定義・意味・意義 一般的な定義 金融商品とは、一般には、資産運用(貯蓄と投資)の対象となる金融上の商品をいう。 貯蓄をしたり、投資をしたりすることは、預金や債権、株式などの金融...資産運用―対象―商品―金融商品―金融派生商品(デリバティブ)
金融派生商品(デリバティブ)とは 【derivative】 金融派生商品の定義・意味・意義 金融派生商品とは、既存の金融商品等(株式、債券、為替、コモディティや金利など)から派生して開発された金融商品...資産運用―対象―国家・市場―エマージング(新興国)
エマージングとは 【Emerging】 エマージングの定義・意味・意義 エマージングとは、経済の発展途上にあり、今後高い経済成長率が期待できる新興諸国ないしはその市場をいう。 国を指す場合は、エマージ...資産運用―対象―国家・市場―エマージングへの投資方法
エマージング市場への投資方法 エマージング諸国への投資は、その高い経済成長率を背景に大きなリターンが期待できる。 そのための方法としては、次の4つの種類がある。 1.投資信託を購入する方法 投資信託に...資産運用―方法―分散投資
分散投資とは 【diversification diversified investment】 分散投資の定義・意味・意義 分散投資とは、投資の対象を特定の資産・銘柄・地域(通貨)・時間等に偏らず、分...資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分(アセットアロケーション)
資産配分とは 【asset allocation】 資産配分の定義・意味・意義 資産配分とは、投資の際に、国内株式、外国株式や国内債券、国外債権、そして、その他不動産、商品などのアセット(資産)レベル...資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―ポートフォリオ
ポートフォリオとは 【Portfolio】 ポートフォリオの定義・意味・意義 ポートフォリオとは、資産を複数の個々の金融商品に分散投資することをいう。 ただし、資産配分という意味で用いられている場合も...資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―リバランス
リバランスとは リバランスの定義・意味・意義 リバランスとは、投資開始後、定期的(たとえば、半年・1年・3年ごとなど)に、資産配分の比率をチェックし、ずれた比率を当初の比率に戻すことをいう。 リバラン...資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―リバランス―方法
リバランスの方法・手段・仕方・やり方 リバランスの方法には、大別すると、次の2つがある。 運用資産内で行う方法あらたに資金投入をして行う方法 なお、実際のリバランスでは、運用方針の大枠に近くなればよく...資産運用―方法―分散投資―分類―ドルコスト平均法(ドル・コスト平均法)
ドルコスト平均法とは 【Dollar cost averaging】 ドルコスト平均法の定義・意味・意義 ドルコスト平均法とは、値動きのある特定の投資商品※を、定期的に(たとえば、毎月)、(一定の数量...資産運用―リスクとリターン―リスク
リスクとは、金融理論上では、リターンまたは利回りのバラツキ・ブレ・変動幅・振れ幅の大きさのことをいう。リスクにはリスク分散という性質がある。リスクの大きさを示す指標としては標準偏差がある。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク
市場リスクとは、市場が大きく変動することで発生するリスクをいい、その代表例は株式である。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―価格リスク(価格変動リスク)
価格リスクとは、市場リスクのうち価格が大きく変動することで発生するリスクをいい、価格変動リスクともいう。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―価格リスク(価格変動リスク)―指標―ボラティリティ
(複製)ボラティリティとは、株式、投資信託などの金融商品の価格の変動を表す指標をいい、価格変動率・標準偏差とも呼ばれている。具体的には、過去何年間かの実績利回りの平均を出し、その平均値と個々の利回りとの間にどれだけバラツキ・ブレがあったかを表わす数値で、価格リスクの大きさを示す指標となる。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―金利リスク(金利変動リスク)
金利リスクとは、市場金利が上昇することにより金融資産の価値が変動するリスクをいい、金利変動リスクともいう。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―金利リスク(金利変動リスク)―指標―デュレーション
(複製)デュレーションとは、金融商品としての債券や債券投信の金利リスクを表す指標をいう。債券型投資信託(債券型投信・債券投信・債券ファンド)では、その投信の投信会社の交付目論見書でデュレーションを調べることができる。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―為替リスク(為替変動リスク)
為替リスク(為替変動リスク)とは 為替リスクの定義・意味・意義 為替リスクとは、為替レートの変動により、外貨建て金融商品の円ベースの価値が上昇または下落するリスクをいう。 為替変動リスクともいう。 為...資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―為替リスク―為替ヘッジ
為替ヘッジとは 為替ヘッジの定義・意味・意義 外国株式(ないしは外国株式ファンド)や外国債券(ないしは外国債券ファンド)など外貨建て金融商品は為替の変動による影響(=為替リスク)を受ける。 為替ヘッジ...資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―信用リスク
信用リスクとは、金融において、取引相手の債務不履行により、債権を期日に全額回収できなくなるリスクをいう。簡単に言えば、お金を貸した相手が返せなくなるリスクである。資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―流動性リスク(換金性リスク)
流動性リスクとは、市場での取引量(取引高)が少ない(市場に十分な需要や供給がない)などの理由から、換金しようと思ったときに、売れるまでに時間がかかったり、適正な価格で売れなかったりするリスクをいい、換金性リスクともいう。流動性リスクが高い金融商品の代表例は不動産である。資産運用―リスクとリターン―リスク―性質―リスク分散(リスク分散効果)
リスク分散とは、複数の違ったリスクを組み合わせたときのリスクの大きさの合計はリスクを単純に足し算したものよりも小さくなるというリスクの性質をいい、リスク分散効果ともいう。資産運用―リスクとリターン―リターン
(複製)リターンとは、資金を融通した(お金を貸した)ことに対する収益(見返り)をいい、投資収益ともいう。金利もリターンの一部である。資産運用―リスクとリターン―リターン―リスクプレミアム
リスクプレミアムとは、金融商品において、リスクを取ることに対して支払われる報酬をいう。つまり、リスクに対する見返りとして金利が高くなっている分を指す。たとえば、長期的にみると、株式投資の平均リターンは国債の利回りよりも高い。この差がリスクプレミアムである。資産運用―情報公開―目論見書
目論見書とは 目論見書の定義・意味・意義 目論見書とは、有価証券の募集あるいは売出しにあたって、その取得の申込を勧誘する際等に投資家に交付する文書で、当該有価証券の発行者や発行する有価証券などの内容を...資産運用―情報公開―運用報告書
運用報告書とは 運用報告書の定義・意味・意義 運用報告書とは、投資信託において、その受益者(投資家)に対して、ファンドの運用実績等の情報を開示し、報告するための文書をいう。 いわば、1年に1度(決算が...
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