[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


資産運用―情報公開―目論見書


目論見書とは

目論見書の定義・意味・意義

目論見書とは、有価証券の募集あるいは売出しにあたって、その取得の申込を勧誘する際等に投資家に交付する文書で、当該有価証券の発行者や発行する有価証券などの内容を説明したものをいう。

有価証券ごとに作成・交付される説明書で、いわば、家電製品などの取扱説明書のようなものである。

金融商品取引法により、その作成と投資家への交付が義務づけられている文書である。

金融商品取引法
(定義)
第二条

10 この法律において「目論見書」とは、有価証券の募集若しくは売出し、第四条第二項に規定する適格機関投資家取得有価証券一般勧誘(有価証券の売出しに該当するものを除く。)又は同条第三項に規定する特定投資家等取得有価証券一般勧誘(有価証券の売出しに該当するものを除く。)のために当該有価証券の発行者の事業その他の事項に関する説明を記載する文書であつて、相手方に交付し、又は相手方からの交付の請求があつた場合に交付するものをいう。

目論見書発行の対象となる有価証券

適用対象・適用範囲

目論見書発行の対象となる有価証券には、次のようなものがある。

適用対象外・適用範囲外

目論見書の分類・種類・区分・類型

投資信託の場合

投資信託の目論見書には、次の2つの種類がある。

交付目論見書

交付目論見書とは、基本的な情報を記載した目論見書で、投資家に必ず交付しなければならないものである。

請求目論見書

請求目論見書とは、詳細な情報を記載した目論見書で、投資家から交付の請求があったときに交付をすればよいものである。

目論見書と関係・関連する概念

運用報告書

運用報告書とは、投資信託において、受益者(投資家)に対して、ファンドの運用実績等の情報を開示、報告するための文書をいう。

投資信託では、目論見書と運用報告書に記載されている情報を活用することが重要である。

目論見書の使用・利用・活用方法

投資信託の場合
将来の定性評価

次のページなどを参照。

投資信託の選び方・選びのポイント・選択(選定・比較)方法



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