資産運用―リスクとリターン―リスク―性質―リスク分散(リスク分散効果)
リスク分散とは
リスク分散の定義・意味など
リスク分散とは、複数の違ったリスクを組み合わせたときのリスクの大きさの合計はリスクを単純に足し算したものよりも小さくなるというリスクの性質をいう。
リスク分散効果ともいう。
美和卓 『20歳からの金融入門』 日本経済新聞出版社、2009年、50頁。
リスク分散の具体例
時間分散効果
リスクは、投資期間(運用期間)が長くなるにつれて、小さくなる(バラツキ・ブレ・振れ幅が減少する)傾向がある。
これを時間分散効果という。
つまり、これは、短期間の運用ではリスクの大きい金融商品でも、長期間の運用ではリスクが小さくなり、安定的な収益を得ることができる可能性が高くなることを意味する。
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