資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―金利リスク(金利変動リスク)―指標―デュレーション
(" リスクの指標―金利リスク―デュレーション "から複製)
デュレーションとは 【Duration】
デュレーションの定義・意味など
デュレーションとは、金融商品としての債券や債券投信の金利リスクを表す指標をいう。
デュレーションには、次の2つの意味がある。
金利の変動に対する債券価格の変動の割合
まず、デュレーションには、金利の変化に対して、債券価格がどの程度変化・反応するかの割合を示す、という意味がある。
たとえば、デュレーション2であれば、金利が変動すると、債券や債券投信等はその2倍変動する、という意味である。
したがって、この値が大きいほど、金利の変動による債券価格への影響が大きいことになる。
債券の満期までの残存期間
また、デュレーションは、債券の満期までの残存期間を意味する場合がある。
一般的に、短期債権より長期債券のほうが金利変動の影響を強く受ける。
したがって、残存期間が長い、つまりデュレーションが長い債権等ほど、リターンは高くなるが金利リスクも高くなる。
逆に、残存期間が短い、つまりデュレーションが短いとリターンは低くなるが金利リスクも低くなる。
デュレーションの目的・役割・意義・機能・作用など
金利リスクの指標
資産運用で重要なポイントのひとつがリスク管理であるが、デュレーションはそのうち金利リスクの大きさを示す指標となる。
デュレーションの情報
債券型投資信託の場合
交付目論見書
債券型投資信託(債券型投信・債券投信・債券ファンド)では、その投信の投信会社の交付目論見書でデュレーションを調べることができる。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 29 ページ]
- 資産運用
- 資産運用―分類―投資
- 資産運用―分類―投資―長期投資
- 資産運用―主体―機関投資家
- 資産運用―対象―商品―金融商品
- 資産運用―対象―商品―金融商品―金融派生商品(デリバティブ)
- 資産運用―対象―国家・市場―エマージング(新興国)
- 資産運用―対象―国家・市場―エマージングへの投資方法
- 資産運用―方法―分散投資
- 資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分(アセットアロケーション)
- 資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―ポートフォリオ
- 資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―リバランス
- 資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―リバランス―方法
- 資産運用―方法―分散投資―分類―ドルコスト平均法(ドル・コスト平均法)
- 資産運用―リスクとリターン―リスク
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―価格リスク(価格変動リスク)
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―価格リスク(価格変動リスク)―指標―ボラティリティ
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―金利リスク(金利変動リスク)
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―金利リスク(金利変動リスク)―指標―デュレーション
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―為替リスク(為替変動リスク)
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―市場リスク―為替リスク―為替ヘッジ
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―信用リスク
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―分類―流動性リスク(換金性リスク)
- 資産運用―リスクとリターン―リスク―性質―リスク分散(リスク分散効果)
- 資産運用―リスクとリターン―リターン
- 資産運用―リスクとリターン―リターン―リスクプレミアム
- 資産運用―情報公開―目論見書
- 資産運用―情報公開―運用報告書
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ