資産運用―リスクとリターン―リターン―リスクプレミアム
リスクプレミアムとは 【risk premium】
リスクプレミアムの定義・意味など
リスクプレミアムとは、金融商品において、リスクを取ることに対して支払われる報酬をいう。
つまり、リスクに対する見返りとして金利が高くなっている分を指す。
プレミアムとは「割増し金」等の意味で、リスクが大きい分金利が割り増しされている、ということである。
たとえば、長期的にみると、株式投資の平均リターンは国債の利回りよりも高い。
この差がリスクプレミアムである。
リスクプレミアムの目的・役割・意義・機能・作用など
したがって、その分、株式投資に対するリターンが高くないと、株式に投資するものは誰もいないであろう。
そこで、株式などリスクの大きい金融商品については、いわゆるアダム・スミスのいう「神の見えざる手」が働いて、そのリスクの大きさ(=リスクプレミアム)を市場が評価し、その分だけリターンが高くなるよう、株価が調整されることになる。
リスクプレミアムの位置づけ・体系
リスクプレミアムは、モダンポートフォリオ理論で使用される概念である。
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