損益計算書原則―収益・費用の認識基準―実現主義―販売基準―引渡基準
引渡基準とは
引渡基準の定義・意味・意義
引渡基準とは、商品、製品等を引き渡した時点で収益を認識するという収益認識基準をいう。
引渡基準の位置づけ・体系
この実現主義を代表的な具体例の一つが、商品等の販売や役務の給付の時点をもって、収益が「実現」したものと考える販売基準である。
ただし、一口に「販売」とはいっても、各取引の実態に応じて、「販売」の事実を認識する時点を選択しなければならない。
そこで、商品等を引き渡した時点をもって「販売」の事実を認識するのが引渡基準である。
販売基準には、引渡基準を含めて、次のような収益認識基準がある。
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