［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

損益計算書原則―収益・費用の認識基準―実現主義―販売基準―納品基準（着荷基準）

納品基準とは

納品基準の定義・意味

納品基準とは、売上をいつの時点で計上するかという売上の計上基準の一つであり、得意先に商品などを実際に引き渡した時点で売上を計上する基準をいう。

着荷基準ともいう。

いったん採用した計上基準は継続的に適用する必要がある。

 

納品基準の位置づけ

売上の一般的な計上基準として、販売基準（＝引渡基準）があるが、さらに、その具体的・実務的な判定基準の一つが納品基準である。

 

その他の販売基準

販売基準には、納品基準以外にも次のような基準がある。

• 出荷基準
• 検収基準
• 検針基準
• 取付完了基準（据付完了基準）
• 役務完了基準

 

 

会計・経理処理

会計資料・確証・証憑

何を確証とするかは企業により異なるが、納品基準の場合は、相手からもらった納品受領書（納品請書）（納品を確認したときに、買主が売主に渡す書類）が確証となる。