［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

生命保険―具体例―かんぽ生命

かんぽ生命とは

かんぽ生命の定義・意味・意義

かんぽ生命とは、株式会社かんぽ生命保険が取り扱う生命保険である。

旧日本郵政公社が販売していた簡易保険とほぼ同一である。

 

かんぽ生命の分類・種類

かんぽ生命にはさまざまな保険商品があるが、大別すると次のようになる。

1. 定期保険
2. 終身保険
3. 養老保険
4. 年金保険
5. 学資保険

 

かんぽ生命の注意点・ポイント

保険金・年金の制限

保険金の上限（加入限度額）

かんぽ生命は、加入に際し制約が少ない（無診査で加入できる等）反面、１人が加入できる保険金額は、年齢により７００万円から１０００万円（ただし、満２０歳以上５５歳以下であれば、加入後４年で１３００万円まで増額可）と決まっている。

 

年金の上限（加入限度額）

年金額については、加入限度額は年額９０万円とされている。

 

 

かんぽ生命の税務・税法・税制上の取り扱い

かんぽ生命の養老保険

半額損金算入・ほぼ全額の満期返戻金

かんぽ生命の養老保険は、役員、従業員の全員が加入することを条件に（→福利厚生費）掛金の半額損金計上が認められている。

そして、たとえば満期が１０年の場合であれば、満期返戻金はほぼ全額が戻ってくる。

税効果も含めると、返戻率は約１２５％となる。