国民所得(狭義)(NI)―生産国民所得(産業別国民所得)
生産国民所得とは
生産国民所得の定義・意味・意義
生産国民所得とは、生産の側面からとらえた国民所得をいう。
生産国民所得の別名・別称・通称など
生産国民所得は産業別国民所得ともいう。
生産国民所得の算定・算出・計算方法(構成内容・内訳)
生産国民所得は、次の各産業の生産額の合計である。
- 第一次産業(農林水産業)
- 第二次産業(建設業・鉱工業)
- 第三次産業(サービス業・商業)
ただし、1国の国民が生産した付加価値を求めるために、厳密には、これにさらに海外純所得(=国民が外国で生産して得た所得-外国人が日本で生産して得た所得)を加える。
生産国民所得の趣旨・目的・役割・機能
1国の産業構造
生産国民所得により、その国の産業構造がわかる。
生産国民所得の位置づけ・体系(上位概念)
国民所得(狭義)(NI)
国民所得(NI)はこれを生産・分配・支出の3つの側面のいずれでとらえるかにより、次の3つの種類がある。
なお、これらは同じ付加価値=マネーの流れを異なる3つの局面からとらえたものにすぎないので、理論的には等価とされる(→三面等価の原則)。
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