[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


基本用語・概念―中間生産物―需要面―中間需要


中間需要とは

中間需要の定義・意味・意義

中間需要とは、最終生産物を生産するために内生部門により消費される原材料・燃料・部品・半製品などの中間生産物に対する需要または需要量(額。この意味では中間投入額と同義)をいう。

中間需要と関係・関連する概念

対概念・対義語
最終需要

関係・関連概念
中間投入

中間投入は、売り手側の中間生産物供給面をあらわした用語である。

中間需要の位置づけ・体系

中間需要は、買い手側の中間生産物への需要面をあらわした用語である。

中間需要と最終需要をあわせたものが産出額となる。

ただし、産出額がそのまま国内総生産になるわけではない。

すなわち、産出額売上高に相当)から中間需要(費用に相当)を差し引いたもの(→控除法)が最終需要として、国内総生産となる。

国内総生産最終需要産出額ー中間需要(中間投入額

なお、次のページを参照

産業連関表の構造

中間需要の統計

産業連関表

中間需要の合計は産業連関表の「内生部門計」で示される。

その内訳、すなわち中間生産物がどの部門にどれだけ中間投入(販売)されたかは、産業連関表を横(行)にみるとわかる。



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  1. 基本用語・概念―産出額
  2. 基本用語・概念―中間生産物
  3. 基本用語・概念―中間生産物―需要面―中間需要
  4. 基本用語・概念―中間生産物―供給面―中間投入(中間投入額)
  5. 基本用語・概念―最終生産物
  6. 基本用語・概念―最終生産物―需要面―最終需要
  7. 基本用語・概念―最終生産物―供給面―付加価値
  8. 基本用語・概念―最終生産物―供給面―付加価値―分類―粗付加価値
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  10. 基本用語・概念―最終生産物―供給面―付加価値―計算方法
  11. 基本用語・概念―最終生産物―供給面―付加価値―計算方法―国レベル(国民経済計算)
  12. 基本用語・概念―最終生産物―供給面―付加価値―計算方法―国レベル(国民経済計算)―控除法
  13. 基本用語・概念―固定資本減耗
  14. 国民所得(広義)
  15. 国民所得(広義)―原則―三面等価の原則
  16. 国民所得(広義)―評価方法―市場価格表示
  17. 国民所得(広義)―評価方法―要素費用表示
  18. 国民総生産―分配―国民総所得(GNI)
  19. 国民純生産―生産―国民純生産(NNP)
  20. 国民純生産―分配―国民純所得(NNI)
  21. 国民所得(狭義)(NI)
  22. 国民所得(狭義)(NI)―生産国民所得(産業別国民所得)
  23. 国民所得(狭義)(NI)―分配国民所得
  24. 国民所得(狭義)(NI)―分配国民所得―雇用者報酬(雇用者所得・勤労所得)
  25. 国民所得(狭義)(NI)―分配国民所得―企業所得
  26. 国民所得(狭義)(NI)―分配国民所得―財産所得
  27. 国民所得(狭義)(NI)―支出国民所得
  28. 国民総生産―生産―旧 国民総生産(GNP)

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