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国レベルの付加価値の計算方法
付加価値は国レベルまたは企業レベルで計算されるが、国レベルの付加価値(国民総生産(GDP))を推計する方法としては次の2つの方法がある。
- 控除法
- 加算法
国民経済計算ではこのうち控除法を用いて付加価値を推計している。
1.控除法
控除法とは、産出額(国全体の売上高)から中間生産物の総額(費用。中間需要・中間投入額)を差し引いて付加価値を推計する方法をいう。
これは付加価値=国民総生産を生産面からとらえる方法といえる(→三面等価の原則)。
2.加算法
加算法とは、付加価値=国民総生産の分配面の構成項目である雇用者報酬、営業余剰・混合所得、固定資本減耗等の数値を足し上げて付加価値を推計する方法をいう。
これは付加価値=国民総生産を分配面からとらえる方法といえる(→三面等価の原則)。
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