［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

市中金融機関―市中銀行―分類―預金取扱金融機関―協同組織金融機関―信用協同組合（信用組合）

信用協同組合とは

信用協同組合の定義・意味など

信用協同組合（しんようきょうどうくみあい）とは、中小企業等協同組合法にもとづいて設立された、中小企業や個人などの組合員の出資による協同組織金融機関をいう。

信用協同組合の別名・別称・通称など

信用組合

信用協同組合は一般的には信用組合（しんようくみあい）と呼ばれる。

信用協同組合の法的根拠・法律など

中小企業等協同組合法

信用協同組合の目的・役割・意義・機能・作用など

信用協同組合は営業区域が信用金庫より狭い範囲に限定されており、信用金庫よりさらに小規模で地域性が強い。

日本経済新聞社 『金融入門』 日本経済新聞出版社、2014年、56頁。

また、互助的色彩が強く、組合員が職業（医者・公務員等）や民族（在日韓国人等）で限定されていることが多い。

美和卓 『２０歳からの金融入門』 日本経済新聞出版社、2009年、141頁。

信用協同組合の位置づけ・体系（上位概念等）

協同組織金融機関

信用協同組合は協同組織金融機関のひとつである。

協同組織金融機関には、次のようなものがある。

1. 信用協同組合（信用組合）と信用協同組合連合会
2. 信用金庫（信金）と信用金庫連合会
3. 労働金庫（ろうきん）と労働金庫連合会
4. 農業協同組合（農協）と農業協同組合連合会・農林中央金庫
5. 漁業協同組合（漁協）と漁業協同組合連合会・水産加工業協同組合と水産加工業協同組合連合会