［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

市中金融機関―市中銀行―業務―固有業務―預金業務（受信業務）

預金業務とは

預金業務の定義・意味・意義

預金業務（よきんぎょうむ）とは、銀行の固有業務のひとつで、預金者（経済主体としての家計等）から預金等というかたちでお金を受け入れる（預かる）業務をいう。

銀行法
（業務の範囲）
第十条 　銀行は、次に掲げる業務を営むことができる。
一 　預金又は定期積金等の受入れ
…

預金業務の別名・別称・通称など

受信業務

預金業務は、預金者からお金を預かる＝信用を受けることから受信業務ともいう。

預金業務の具体例

• 口座開設
• 入金
• 出金

預金業務の位置づけ・体系（上位概念）

固有業務

預金業務は固有業務のひとつである。

固有業務とは銀行の本業のことで、銀行法に定められた次の３つの銀行の業務をいう。

1. 預金業務（受信業務）
2. 貸出業務（貸付業務・与信業務）
3. 為替業務

預金業務の趣旨・目的・役割・機能

間接金融

預金業務は貸出業務とともに間接金融（必要な資金が金融機関を介して間接的に供給されるという金融の方法）のしくみを構成する。

すなわち、銀行は資金があまっている家計などから預金等というかたちでお金を集め（預金業務）、これを資金が必要な企業などに貸し付ける（貸出業務）。