［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

市中金融機関―市中銀行―分類―預金取扱金融機関―普通銀行―都市銀行（都銀）

都市銀行とは 【city bank】

都市銀行の定義・意味など

都市銀行（としぎんこう）とは、いわゆる大手の銀行で、普通銀行のうち６大都市またはそれに準ずる都市を本拠として、全国的にまたは数地方にまたがる広域的営業基盤を持つ銀行をいう。

都市銀行は、1968年10月から始まった大蔵大臣の諮問機関「金融制度調査会」第1分科会における「普通銀行の諸問題」の審議にて、上記のとおり定義された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/都市銀行

略して都銀ともいう。

なお、都市銀行の預金残高は国内の銀行残高の５割弱、貸出金残高は４割を占める（２０１３年３月末時点）。

日本経済新聞社 『金融入門』 日本経済新聞出版社、2014年、44頁。

都市銀行の具体例

全国銀行協会が都市銀行として分類しているのは、次の５行である。

• みずほ銀行
• 三菱東京UFJ銀行
• 三井住友銀行
• りそな銀行
• 埼玉りそな銀行

都市銀行と関係する概念

反対概念・対概念

地方銀行

都市銀行は地方銀行に対する用語である。

都市銀行の位置づけ・体系（上位概念等）

普通銀行

都市銀行は普通銀行のひとつである。

普通銀行は、次のような種類がある。

• 都市銀行
• 地方銀行
• 第２地方銀行
• 新たな形態の銀行
  • ネット銀行
  • セブン銀行ATMなど

都市銀行の目的・役割・意義・機能・作用など

都市銀行は大企業との取引が多い。

『政治・経済用語集（改訂版）』　山川出版社、2009年、119頁。