[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


損益計算書―基本―段階利益


段階利益とは

段階利益の定義・意味など

段階利益(だんかいりえき)とは、損益計算書区分表示で段階的に計算される次の5つの利益をいう。

  1. 売上総利益粗利
  2. 営業利益
  3. 経常利益
  4. 税引前当期純利益
  5. 当期純利益

なお、損益計算書区分表示の体系は以下のとおり。

会社計算規則
当期純利益又は当期純損失
第百四十三条  損益計算書の要旨は、次に掲げる項目に区分しなければならない。
 売上高
 売上原価
 売上総利益額又は売上損失
 販売費及び一般管理費
 営業外収益
 営業外費用
 特別利益
 特別損失

 次の各号に掲げる額が存する場合には、当該額は、当該各号に定めるものとして表示しなければならない。ただし、次の各号に掲げる額(第九号及び第十号に掲げる額を除く。)が零未満である場合は、零から当該額を減じて得た額を当該各号に定めるものとして表示しなければならない。
 売上総損益金額(零以上の額に限る。) 売上総利益
 売上総損益金額(零未満の額に限る。) 売上損失
 営業損益額(零以上の額に限る。) 営業利益
 営業損益額(零未満の額に限る。) 営業損失
 経常損益額(零以上の額に限る。) 経常利益
 経常損益額(零未満の額に限る。) 経常損失
 引前当期純損益金額(零以上の額に限る。) 税引前当期純利益
 引前当期純損益金額(零未満の額に限る。) 引前当期純損失
 当該事業年度に係る法人税等 その内容を示す名称を付した項目
 法人税等調整額 その内容を示す名称を付した項目
十一  当期純損益金額(零以上の額に限る。) 当期純利益
十二  当期純損益金額(零未満の額に限る。) 当期純損失

段階利益の目的・役割・意義・機能・作用など

期間利益計算の最終的な目標となる利益である当期純利益だけでなく、その前の段階の利益も計算するのは、どの段階で利益または損失が生じているのかを明らかにするためである。

たとえば、営業利益が赤字の場合には、肝心の本業が不振ということになる。

また、営業利益が赤字であるのに経常利益が黒字の場合は、不動産や株の売却等の務活動などにより利益が生じていることがわかる。

逆に、営業利益が黒字であるのに、経常利益が赤字の場合には、借入金支払利息の返済が経営を圧迫しているなどの実情を読み取ることができる。



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  26. 損益計算書―段階利益⑤―当期純利益

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