差額補充法
差額補充法とは
差額補充法の位置づけ
差額補充法とは、前期の貸倒引当金の勘定残高がある場合、当期に貸倒引当金を設定する方法(貸倒引当金の設定方法)の一つである。
差額補充法の定義・意味
差額補充法とは、貸倒見積額と貸倒引当金の勘定残高の差額を繰り入れる方法をいう。
差額補充法による会計処理方法と仕訳
貸倒引当金の見積額が貸倒引当金の残高よりも多かった場合
この場合は貸倒引当金が不足していることを意味するで、貸倒引当金繰入勘定を使用して、新たに貸倒引当金を繰り入れる(不足分を補充する)。
この繰入額の算定・算出・計算方法は次のとおりである。
貸倒見積額(設定額)=売上債権期末残高×一定率
繰入額=貸倒見積額-貸倒引当金の勘定残高
また、この場合の仕訳は次のとおりである。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 貸倒引当金繰入 | ×××× | 貸倒引当金 | ×××× |
貸倒引当金の見積額が貸倒引当金の残高よりも少なかった場合
この場合は貸倒引当金が余分にあるということを意味するので、貸倒引当金戻入勘定を使用して、貸倒引当金を戻し入れる(余剰分を減少させる)。
この戻入額の算定・算出・計算方法は次のとおりである。
貸倒見積額(設定額)=売上債権期末残高×一定率
戻入額=貸倒引当金の勘定残高-貸倒見積額
また、この場合の仕訳は次のとおりである。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | ×××× | 貸倒引当金戻入 | ×××× |
【会計上の計算方法・記帳方法・表示方法】のメニュー
- 後入先出法(後入れ先出し法)
- 洗替法
- 洗い替え方式(洗替方式)
- 移動平均法
- 貸倒引当金の繰入限度額の評価方法―個別評価と一括評価
- 間接法
- 強制評価減
- 切り放し方式(切放し方式)
- 継続記録法
- 原価法
- 減損会計(減損処理)
- 個別法
- 最終仕入原価法
- 差額補充法
- 先入先出法(先入れ先出し法)
- 三分法
- 時価法
- 純額主義
- 償却原価法
- 償却原価法―利息法
- 生産高比例法
- 総額主義
- 総平均法
- 貸借対照表の表示方法―科目別間接控除法
- 貸借対照表の表示方法―一括間接控除法
- 貸借対照表の表示方法―直接控除注記法
- 棚卸計算法
- 棚卸資産の在庫数量の算定方法―棚卸(たな卸)
- 棚卸資産の在庫数量の算定方法―帳簿棚卸
- 単純平均法
- 直接法
- 減価償却の計算方法―定額法
- 低価法
- 減価償却の計算方法―定率法
- 売価還元法
- 平均原価法




