消費税の会計処理の方法(経理の仕方)―税込処理方式
税込処理方式とは
税込処理方式の定義・意味・意義
税込処理方式(税込方式 税込経理方式)とは、消費税を購入価格や販売価格に含めて記帳する方法をいう。
つまり、消費税を表示しない内税方式である。
税込処理方式の反対概念
消費税の記帳方法には、税込処理方式のほか、税抜処理方式がある。
税込処理方式の特色・特徴
税込処理方式の会計・経理処理
税込処理方式の会計・経理処理方法
税込処理方式では、期中は消費税を含んだ金額で記帳するだけで、申告書を提出した日の属する事業年度において、消費税を納付した際、租税公課として損金に計上する。
ただし、申告期限未到来の消費税について、損金経理により未払計上した場合に、その損金経理した事業年度の損金の額に算入することができる。
税込処理方式の仕訳例(帳簿記入・記帳法)
消費税を支払ったとき
商品を仕入れし、代金と消費税を現金で支払った場合の仕訳は、たとえば次のとおりとなる。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仕入 | 105 | 現金 | 105 |
消費税を預かった場合
商品を販売し、その代金と消費税を現金で受け取った場合の仕訳は、たとえば次のとおりとなる。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 210 | 売上 | 210 |
決算時
預かった消費税の方が多い場合
この場合、仕訳なし。
ただし、未払計上することもできる。
確定申告時
消費税を納付する場合
預かった消費税額の方が多い場合、消費税の確定申告を行い、納付すべき消費税を支払ったときの仕訳例は、たとえば次のようになる。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 租税公課 | 5 | 当座預金 | 5 |
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