[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


前期損益修正益


前期損益修正益とは

前期損益修正益の定義・意味・意義

前期損益修正益とは、前期以前(前々期の修正含む)で計上した損益の修正による利益を処理するための勘定科目をいう。

 

前期損益修正益の趣旨・目的・機能・役割

株主総会で承認された決算書を過去にさかのぼって修正することはできない(当期の収益または費用に属さない過年度損益修正額は、当期の経常損益から除外しなければならない)ため、特別に前期損益修正益、前期損益修正損という科目を用いて修正することになる。

 

前期損益修正益勘定の範囲・具体例

前期損益修正益として処理をするものとしては、具体的には、次のようなものがある。

 

なお、企業会計原則では、前期修正に属する項目として、次のものを例示している。

 

前期損益修正益の反対概念

前期損益修正益の反対概念は、前期損益修正損である。

 

 

前期損益修正益の財務諸表における区分表示表示科目

損益計算書特別損益の部>特別利益>前期損益修正益

 



現在のページのサイトにおける位置づけ

 現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 14 ページ]

  1. 前期損益修正益
  2. 固定資産売却益
  3. 投資証券売却益(投資有価証券売却益)
  4. 関係会社株式売却益
  5. 子会社株式売却益
  6. 償却債権取立益
  7. 貸倒引当金戻入益
  8. 貸倒引当金戻入額(貸倒引当金戻入・貸倒引当金戻入益)
  9. 賞与引当金戻入益
  10. 社債償還益
  11. 保険差益
  12. 受贈益
  13. 債務免除益
  14. 国庫補助金収入

 現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー