リース取引(リース)―分類―ファイナンス・リース取引―所有権移転ファイナンス・リース取引
所有権移転ファイナンス・リース取引とは
所有権移転ファイナンス・リース取引の定義・意味など
所有権移転ファイナンス・リース取引とは、ファイナンス・リース取引のうち、リース契約上の諸条件に照らしてリース物件の所有権が借手に移転すると認められるものをいう。
なお、会社計算規則でも次のように定義されている。
会社計算規則
(定義)
第二条 …
3 この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
…
五十四 所有権移転ファイナンス・リース取引 ファイナンス・リース取引のうち、リース契約上の諸条件に照らしてリース物件の所有権が借主に移転すると認められるものをいう。
所有権移転ファイナンス・リース取引の位置づけ・体系(上位概念等)
ファイナンス・リース取引
ファイナンス・リース取引は、リース物件の所有権が借手に移転すると認められるか否かの区別により、次の2つの種類に分類される。
- 所有権移転ファイナンス・リース取引
- 所有権移転外ファイナンス・リース取引
なお、リース取引は、所有権移転外ファイナンス・リース取引が一般的である。
岩崎恵利子 『パッと引いて仕訳がわかる 逆引き勘定科目事典』 シーアンドアール研究所、2009年、158項。
会計基準と制度会計
会計基準
所有権移転ファイナンス・リース取引の会計処理等については、次の会計基準がこれを定めている。
企業会計基準第13号 「リース取引に関する会計基準」は、リース会計基準とも呼ばれる。
所有権移転ファイナンス・リース取引の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
次のページを参照。
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