投資信託―分類―その他の種類―ファミリーファンド方式
ファミリーファンド方式とは
ファミリーファンド方式の定義・意味・意義
ファミリーファンド方式とは、投資対象が同じで実質的には同一のファンド(マザーファンド)を、分配金の有無やその期間の長さ(毎月分配型等)、為替ヘッジの有無などで細分化して複数のファンド(ベビーファンド)を作り出し、これらを合同運用する方式をいう。
外国の株式や債券を組み入れた投資信託でよく採用されている方式である。
ファミリーファンド方式の仕組み(しくみ・構成・構造)
ファミリーファンドは、複数のベビーファンド(各ベビーファンドは兄弟のような関係になる)と、その親にあたるマザーファンドから構成される。
ベビーファンド
ベビーファンドとは、投資家のさまざまなニーズに応じてつくられたファンドである。
これにより、投資家は複数のベビーファンドのなかから自分のニーズにあったファンドを直接購入する。
マザーファンド
各ベビーファンドはさらにマザーファンドに投資し、マザーファンドに資金が集められていく。
そして、集められた資金はマザーファンドで合同運用される。
つまり、効率的な資産運用をするため、実質的な運用はマザーファンド1本で行うわけである。
ファミリーファンド方式の趣旨・目的・機能・役割
各ベビーファンドごとにその内容を少しずつ変えてバリエーションをもたせることで、投資家のさまざまなニーズに応えることができる。
また、複数のベビーファンドの資金をまとめて運用することで、規模のメリットを生かしたコストの削減など効率的な資産運用が可能となる。
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