投資信託―分類―投資対象による分類―日本版不動産投資信託(J-REIT)
日本版不動産投資信託(J-REIT)とは
日本版不動産投資信託(J-REIT)の定義・意味・意義
不動産は高額であるなどの理由から一般の投資家では投資が難しい。
そこで、不動産を証券化し小額化してその流動性を高めることで、不動産を投資対象(資産運用対象)とした投資信託を不動産投資信託(REIT)という。
この仕組みは1960年にアメリカで生まれた。
2000年(平成12年)に日本にも導入され、2001年には上場された。
この日本におけるREITを、日本版不動産投資信託といい、J-REITと略称している。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の趣旨・目的・機能・役割
不動産投資は投資単位が大きく、普通の個人投資家が行うことは困難であった。
しかし、REITの仕組みが導入されたことで、日本でも、少額の資金で資産配分ないしはポートフォリオに不動産資産を組み込むことが可能となった。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の特色・特徴
REIT(リート)は、要は、不動産から得られる賃料を証券化したもので、キャピタルゲイン(売却益)よりも安定的なインカムゲイン(分配金)が期待される金融商品である。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の分配金の利回り・利率
2011年6月時点でJ-REITは2%~7%弱といった高額の利回りを達成している。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の指標
東証REIT指数
J-REITの指標としては、東京証券取引所に上場する不動産投資信託の全銘柄を対象とした東証REIT指数(インデックス)がある。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の手続き
購入手続き・購入方法
J-REITは、株式と同様、証券取引所に上場されているので、証券会社を通じて売買することができる。
日本版不動産投資信託(J-REIT)の根拠法令・法的根拠・条文など
J-REITは、「投資信託及び投資法人に関する法律」という法律に基づく。
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