投資信託―分類―市場による分類―上場投資信託(ETF)の特色
上場投資信託(ETF)の特色・特徴・特性
メリット・長所・利点・有利な点
個人投資家でも国際的な分散投資が可能となる
海外の金融商品を日本の株式市場で売買できる
ETFでは、通常、個人投資家が売買しにくい金融商品を株式市場で取引をすることができる。
特にコモディティは、通常の投資信託のほか、ETFのかたちで購入するのも一つの方法である。
分散投資の有効な対象
ETFの中でも、特に金の価格に連動したもの(たとえば、純金上場信託など)が人気がある。
この金ETFは、株価暴落時には資金の避難先として値上がりする傾向が強く、分散投資の対象としては有効な資産といえる。
低コスト
ETFにおいて、通常の投信の購入時手数料に相当するものは売買手数料であるが、これはかなり低くなっている。
また、信託報酬についても、一般に安いとされるインデックスファンドよりさらに安い。
株式同様の投資手法が可能
ETFでは、株式と同様に、信用取引を利用してレバレッジをかけたり、空売りをすることができる。
デメリット・短所・弱点・不利な点
積立投資には不向き
ETFは、信託報酬が低いのが魅力であるが、購入するたびに売買手数料がかかるので、積立投資には不向きである。
ただし、積立てには不向きであるが、ある程度まとまった資金があるのであれば、運用コスト(信託報酬)が低いETFが向いている。
ドルコスト平均法による分散投資ができない
株式市場で購入するETFは、少額の資金で毎月一定額を積み立てる(=ドルコスト平均法)という一般の投資信託では可能な購入方法を取ることはできない。
高い流動性リスク
一般の投資信託では、購入後いつでも売却ができ、流動性が高い。
しかし、ETFは株式市場で売却することになるので、買い手がつかない可能性もある。
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