[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


投資信託―分類―実質的な投信―年金―確定拠出年金―個人型確定拠出年金―投信としての特色―税制上の優遇措置


個人型確定拠出年金制上の優遇措置・優遇

個人型確定拠出年金は、投資信託の一種であるが、通常の投信よりもさまざまな面で優遇されている。

個人型確定拠出年金を投信としてとらえた場合の特色・特徴・特性

このページでは、このうち、個人型確定拠出年金制上の優遇措置についてまとめている。

個人型確定拠出年金については、月々のとその運用益、そして、受給時のすべて段階で手厚い制上の優遇措置がとられている。

拠出時

個人型確定拠出年金は、公的年金や国民年金と同様、そのの全額が所得控除(小規模企業共済控除)の対象となる。

したがって、所得住民税が軽減される。

企業確定拠出年金の場合は、掛けの全額が損金算入され、かつ、従業員の給与所得とはみなされない。

よって、特に個人(自営業者)の場合は、この節メリットは大きく、実質的に投資信託としての確定拠出年金のコストを大幅に引き下げてくれる結果となる。

運用益

運用益は非課である。

給付時

老齢給付を受け取る場合

退職所得は、所得法上の優遇された所得類型である。詳細については、次のサイトのページを参照。

退職所得の特色 - 税金―所得税法

障害給付を受け取る場合

非課となる。

死亡一時金を受け取る場合

法定相続人一人あたり500万円まで非課となる。



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