在庫―在庫管理―棚卸―帳簿棚卸―継続記録法―①単価の算定方法(棚卸資産の評価方法)
期中の棚卸資産の払出単価の算定方法
棚卸資産の評価方法
原価法
商品有高帳などの払出欄に記入する単価は購入単価にもとづいて決定される。
しかし、同じ商品等を仕入れても、単価が異なる場合があるため、払出欄に記入する単価の計算方法には複数の方法がある。
『日商簿記3級 商業簿記 スピード攻略テキスト』 DAI-X出版、2004年、179項。
法人税法上、原価法として、次の方法が認められている(法人税法施行令28条1項1号)。
※単純平均法と後入先出法は、2010年4月1日以後開始する事業年度から廃止され、使用できなくなった。
なお、企業会計基準第9号「棚卸資産の評価に関する会計基準」では、棚卸資産の評価方法として、次の4つを規定している。
また、「中小企業の会計に関する指針」では、棚卸資産の評価方法につき、次のように規定している。
棚卸資産の評価方法は、個別法、先入先出法、後入先出法、総平均法、移動平均法、売価還元法等、一般に認められる方法によるものとしている。
なお、期間損益の計算上著しい弊害がない場合には、最終仕入原価法を用いることもできる。
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