機関―会計参与
会計参与とは
会計参与の定義
会計参与とは、取締役と共同して計算書類(決算書)等を作成・説明等する株式会社等の内部機関である。
会計参与の資格は、公認会計士(監査法人を含む)または税理士(税理士法人を含む)である。
会社法で定められている。
会計参与の趣旨・目的(経緯・沿革・歴史・背景)
大企業では、会計監査人の設置が強制されて、計算書類の適正が担保されている。
しかし、中小企業が会計監査人を設置することは、費用の面で現実的ではない。
そこで、中小企業の計算書類の適正を担保して、その信頼性を向上するために、公認会計士や税理士を計算書類の作成に関与させる会計参与制度が会社法で新設された。
会計参与制度の意味・意義(メリット・利点・有利な点)
会計参与の設置は任意である。
しかし、会計参与制度を導入して、経営者が公認会計士や税理士と共同で計算書類を作成すれば、計算書類の社会的信頼は高くなる。
そのため、金融機関や取引先から信頼を得て、資金調達や販路の開拓がしやすくとなる、とされている。
会計参与制度の内容
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