[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


仕訳―種類―決算仕訳―決算振替仕訳


決算振替仕訳とは

決算振替仕訳の定義・意味・意義

決算振替仕訳とは、決算本手続き帳簿決算をするために、収益費用の諸勘定から資本金振り替えるための仕訳をいう。

具体的には、損益勘定という架空の集計勘定を用いて収益費用の諸勘定残高を0にしたうえ、その集計勘定貸方借方の差額としてあらわされる当期純利益(または当期純損失)を、資本金に加算・減算する。

決算振替仕訳の趣旨・目的・役割・機能

帳簿決算

決算振替仕訳により、総勘定元帳の諸勘定英米式決算法の場合は収益費用の諸勘定だけ、大陸式決算法の場合はすべての勘定)の残高を締め切って、帳簿決算を行う。

決算振替仕訳の分類・種類

決算振替仕訳は次の2つの種類に分類される。

  1. 損益振替仕訳
  2. 資本振替仕訳

決算振替仕訳の位置づけ・体系(上位概念等)

仕訳

仕訳は実務上その用いられ方等により次のようにさまざまに呼称されている。

決算振替仕訳もそのひとつである。



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  1. 仕訳
  2. 仕訳―複式簿記の本質―①取引の二重性(借方と貸方。原因と結果)
  3. 仕訳―複式簿記の本質―②貸借平均の原則(同一金額)
  4. 仕訳―本質(会計的思考法)
  5. 仕訳―書式・様式―摘要
  6. 仕訳―種類―貸借反対仕訳(反対仕訳・逆仕訳・取消仕訳)
  7. 仕訳―種類―振替仕訳
  8. 仕訳―種類―再振替仕訳
  9. 仕訳―種類―修正仕訳
  10. 仕訳―種類―訂正仕訳
  11. 仕訳―種類―単純仕訳と複合仕訳―単純仕訳(単一仕訳)
  12. 仕訳―種類―単純仕訳と複合仕訳―複合仕訳
  13. 仕訳―種類―決算仕訳
  14. 仕訳―種類―決算仕訳―決算整理仕訳(決算修正仕訳)
  15. 仕訳―種類―決算仕訳―決算振替仕訳
  16. 仕訳―種類―決算仕訳―決算振替仕訳―損益振替仕訳
  17. 仕訳―種類―決算仕訳―決算振替仕訳―資本振替仕訳
  18. 仕訳―種類―決算仕訳―開始仕訳

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