時価法
時価法とは
時価法の定義・意味
時価法とは、期末に売買目的有価証券を保有している場合に、期末時点での時価で再評価する評価方法をいう。
時価法の位置づけ
時価法は、一部の金融資産を期末時点の時価で再評価する会計手法である時価会計の評価方法である。
時価法の目的・趣旨・機能
有価証券の市場価格(時価)は、その会社の状況や経済動向により、常に変動している。
そこで、期末時点における企業の財政状態を正確に公表させるため時価会計が導入された。
時価法の制定過程・経緯など
従来は、原則として原価法で計算した原価(つまり、取得原価・帳簿価額)で評価するが、期末における時価が、取得原価より低い場合には、時価で評価する低価法が採用されていた。
しかし、期末時点における企業の財政状態を正確に公表させるため、2001年3月期決算から、時価会計による評価基準が導入された。
時価法の反対概念
時価法の反対概念は、時価にかかわらず帳簿価額のままに据え置く評価方法である原価法である。
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