国債―分類―普通国債(利付国債)―償還期間による分類―中期国債
中期国債とは
中期国債の定義・意味など
中期国債(ちゅうきこくさい)とは、償還期間(満期)が2年と5年の普通国債をいう。
中期国債の位置づけ・体系(上位概念等)
普通国債
中期国債は、普通国債をその償還期間により分類した場合の一種である。
普通国債には、中期国債も含め、次のような種類がある。
参考:国債にはどのような種類がありますか? :日本銀行 Bank of Japan https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/op/f05.htm/
中期国債の特色・特徴
価格変動
中期国債は固定金利であるが、個人向け国債とは異なり、市場金利の影響を受けて、常にその価格が変動している。
したがって、満期にかかわらず、いつでも売却でき流動性は高いが、時価になるために元本割れする場合もある。
中期国債のポイント
インカムゲイン
現在の金利水準が高い場合には、中期国債などの固定金利の金融商品を選ぶのがセオリーである。
キャピタルゲイン
したがって、今後、市場金利が下がりそうな場合は、中期国債を購入し、金利が下がったら時価で売却し、キャピタルゲイン(売却益)を狙うという考え方・方法もある。
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