[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


個別―経済主体別―日本銀行勘定―構成内容


日本銀行勘定の構成内容・内訳

日本銀行勘定の主要な勘定は次のとおりである

資産

 

の占める割合はごくわずかである。

 

現金

日銀にとって現金はいわば自己社債のようなものである。

現金の占める割合はごくわずかである。

 

国債

国債日銀の政府に対する債権である。

日本銀行買いオペレーションにより市中金融機関から国債を買って資金供給を行ったことを意味する。

日銀資産の大半は国債である(平成25年現在)。

 

貸付金

貸付金日銀市中銀行に対する債権である。

日銀公定歩合市中銀行等に資を貸し出す。

 

負債および資本

 

発行銀行券と当座預金ハイパワードマネーマネタリーベース)の大部分を構成し、その残高金融緩和の度合いの指標となる。

発行銀行

発行銀行券は日銀に対する債権にほかならない。

つまり、一般に銀行券(紙幣。現金)は資産であるが、日銀にとっては負債となる。

いわば、日銀にとって銀行券は無利子で償還期限のない小口の社債のようなものである。

参考

会社社債負債)を発行して資金調達してもそれは返済しなければならないお金であって利益とはならないように、日銀銀行券(負債)を印刷して発行しても利益とはならない。

 

当座預金

いわゆる日銀当座預金日本銀行当座預金日本銀行預け金中央銀行預け金)、つまり民間金融機関日本銀行に保有している無利子預金である。

発行銀行券と同様に日銀にとっては負債となる。

 



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