金融―仕組み―リターン―金利―分類―規制金利と自由金利―規制金利―政策金利―対象―公定歩合(基準割引率および基準貸付利率)
公定歩合とは
公定歩合の定義・意味・意義
公定歩合とは、規制金利の代表として、日本銀行が市中銀行へ資金を貸し出す際の金利をいう。
ただし、2006年(平成18年)8月に、日本銀行は公定歩合の名称を「基準割引率および基準貸付利率」に変更した。
公定歩合の位置づけ・体系
民間金融機関が日々の短期資金の過不足を市中で最終的に調整しあうための市場としてコール市場がある。
しかし、民間金融機関が市中で資金調達ができない場合は、日本銀行から資金調達を行うことになる。
この際の貸出金利が、公定歩合である。
公定歩合の趣旨・目的・役割・機能
規制金利時代―政策金利
規制金利の時代は、市中銀行の預金金利や貸出金利は公定歩合と連動して変化していた。
そのため、公定歩合が政策金利(市中金利を望ましい方向に誘導するための基準金利)として採用されており、公定歩合の上げ下げ=公定歩合操作が日銀の金融政策の代表的な手段となっていた。
金利自由化以後―市中金利の上限
市中銀行は公定歩合で日銀からお金を借りられるので、市中金利はこれ以上高くはならない。
したがって、公定歩合は市中金利の上限としての役割を果たすことになる。
公定歩合の経緯・沿革・歴史など
1994年(平成6年)10月金利自由化完了
1994年10月に、当座預金を除く流動性預金※の金利自由化も完了し、金利の自由化が完了した。
※流動性預金とは、預入期間に決まりのない出し入れ自由な預金をいい、当座預金、普通預金、通知預金がある。
これにより公定歩合と預金金利との連動がなくなり、金融政策のひとつである公定歩合操作の政策としての地位は低下・形骸化した。
そのため、1999年(平成11年)からは、公定歩合に代わって、短期金融市場で取り引されるコールレート(無担保コール翌日物金利)が日本の政策金利としての役割を果たすようになり、公開市場操作が金融政策の代表的な方法・手段となった。
2006年(平成18年)8月公定歩合の名称変更
2006年(平成18年)8月に、日本銀行は公定歩合の名称を「基準割引率および基準貸付利率」に変更した。
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