［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

金融―機能①―資金調達―負債による資金調達―間接金融―借入

借入とは 【loan】

借入の定義・意味など

借入（かりいれ）とは、借りるという方法で資金調達をすることをいう。

参考：美和卓 『２０歳からの金融入門』 日本経済新聞出版社、2009年、60頁。

借入の位置づけ・体系（上位概念等）

資金調達の方法

負債

借入は負債による代表的な資金調達の方法のひとつであり、金融機関が仲介する間接金融である。

なお、資金調達には次の３つの方法がある。

1. 自己金融…社内留保（内部留保）・減価償却費といった内部資金の取り崩し
2. 負債による資金調達
   1. 間接金融
      1. 金融機関からの借入
   2. 直接金融
      
      1. 社債など債券の発行
      2. ＣＰ（コマーシャルペーパー）の発行
3. 資本による資金調達
   1. 直接金融
      1. 株式の発行

	間接金融	直接金融
負債	借入	債券（社債など）
資本		株式

借入と関係する概念

反対概念・対概念

貸出

借入に対応しているのが、銀行の貸出である。

借入から派生する概念

債務

資金の借入をすると、その返済義務を負う。

この義務を債務という。

なお、債務については、次のページを参照。

法律関係―法律効果―債権債務（権利義務）―債務 - ［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

負債

債務を負っている状態を負債という。