手形―分類・種類―金融手形(融通手形)
金融手形とは 【note for finance】
金融手形の定義・意味など
金融手形(きんゆうてがた)とは、実際の商取引の裏付けがなく、資金の融通(資金の貸借。金融)のために振り出された手形をいう。
金融手形の別名・別称・通称など
融通手形
金融手形は融通手形(ゆうづうてがた)ともいう。
金融手形の分類・種類
手形貸付または手形借入
金銭貸借において、借用証書ではなく、手形の授受を伴う取引を手形貸付または手形借入というが、この取引において用いられる手形が金融手形である。
交換手形(書合手形・馴合手形)
金融手形の位置づけ・体系(上位概念等)
手形
手形は次のような種類に分類される。
金融手形の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
手形貸付金(短期貸付金)・手形借入金(短期借入金)
金融手形は手形のかたちをとっているが、商取引の裏付けがなく、本質的には資金の融通(資金の貸借。金融)である。
したがって、通常の手形とは区別して、手形貸付金(または短期貸付金)勘定や手形借入金(または短期借入金)勘定で処理するのが通例である。
参考:日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、57頁。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 20 ページ]
- 手形
- 手形―基本―手形行為
- 手形―基本―手形行為・手形関係―手形の振出し(手形の振出)
- 手形―基本―手形行為・手形関係―手形の引受け(手形引受け)
- 手形―基本―手形行為・手形関係―手形の裏書譲渡(裏書)
- 手形―基本―手形関係
- 手形―基本―手形関係―手形金の支払い―手形の取立て(支払いを受ける側)
- 手形―基本―手形関係―手形金の支払い―手形の決済(支払いをする側)
- 手形―基本―手形関係―手形の遡求(償還請求・遡及)
- 手形―分類・種類―商業手形
- 手形―分類・種類―商業手形―約束手形
- 手形―分類・種類―商業手形―為替手形
- 手形―分類・種類―商業手形―為替手形―自己宛為替手形
- 手形―分類・種類―商業手形―為替手形―自己指図為替手形(自己受為替手形)
- 手形―分類・種類―金融手形(融通手形)
- 手形割引(商業手形割引)
- 手形借入
- 交換手形(書合手形・馴合手形)
- 手形の更改(手形の書換え・手形のジャンプ)
- 手形の不渡り
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ
- ホーム
- 取引別―商業簿記その他一般
- 商品売買
- 商品売買―一般商品売買―仕入れ
- 商品売買―一般商品売買―売上げ
- 商品売買―一般商品売買―売掛金・買掛金
- 商品売買―一般商品売買―値引・返品・割戻・割引
- 商品売買―一般商品売買―諸掛
- 商品売買―一般商品売買―前払い(内金・手付金)
- 商品売買―一般商品売買―在庫
- 商品売買―特殊商品売買
- 商品売買―特殊商品売買―未着品売買
- 商品売買―特殊商品売買―委託販売・受託販売
- 商品売買―特殊商品売買―委託買付・受託買付
- 商品売買―特殊商品売買―試用販売
- 商品売買―特殊商品売買―予約販売
- 商品売買―特殊商品売買―割賦販売
- 金銭債権
- 金銭債務
- 現金
- 預金
- 預金―当座預金
- 小切手
- 手形
- 有価証券
- 棚卸資産
- 固定資産―資本的支出と収益的支出(修繕費)
- 固定資産―減価償却
- 固定資産―減価償却―減価償却費の計算
- 固定資産―減価償却―減価償却の方法の選定
- 固定資産―有形固定資産
- 固定資産―無形固定資産
- 固定資産―圧縮記帳
- 固定資産―減損
- その他の債権債務―仮勘定(仮払金・仮受金)
- その他の債権債務―立替金・預り金
- 貸倒れ
- リース取引
- 引当金
- 人事労務―賃金
- 人事労務―福利厚生制度
- 人事労務―退職給付制度
- 人事労務―年金
- 経営セーフティ共済
- 外貨建取引等
- 個人事業主―元入金(資本金)勘定と引出金勘定
- 個人事業主―事業主貸・事業主借勘定と専従者給与勘定
- 取引別―商業簿記その他一般