[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


か行―か(かあーかこ)


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取引・事例・摘要などから逆引きで会計処理(使用する勘定科目や仕訳など)を調べることができます。「か」行の「かあ」から「かこ」で始まるものを集めています。

当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 28 ページあります。

  1. 絵画

    取得価額が10万円または30万円未満の絵画は消耗品費勘定などを用いて費用処理をする。これに対して、取得価額が10万円または30万円以上のものは工具器具備品(または器具備品)勘定などを用いて資産計上し、減価償却をする。ただし、100万円以上のものは、非減価償却資産として減価償却することはできない。
  2. 海外出張費(海外渡航費)

    海外出張は業務・事業の遂行上必要なものであり、かつ、その出張に通常必要と認められる部分の金額に限り、旅費交通費勘定などで費用処理をし、そして、それ以外の金額については役員報酬・給料手当勘定などを用いて費用処理をする(個人事業主本人の場合を除く)。
  3. 買い換え

    (複製)買換とは、所有する有形固定資産を下取りに出し、その下取り価額を代金の一部にあてて新しい有形固定資産を購入することをいう。有形固定資産を買い換えた場合は、旧有形固定資産の売却(下取り)と新有形固定資産の購入という2つの取引が同時に行われると考えるとわかりやすい。
  4. 買掛金

    (複製)買掛金とは、掛買いによる仕入など、通常の営業取引により発生した掛(ツケ)=債務(未払金)を処理する負債勘定をいう。
  5. 外貨預金

    (複製)外貨預金とは、外貨建ての預金を処理するための資産勘定をいう。
  6. 会議室

    会議室の賃借により支払った費用は、賃借料または会議費勘定で処理をする。
  7. 開業準備費用(開業資金)

    開業準備活動は通常の営業活動ではないため、開業準備費用は、原則として、支出時に営業外費用として費用処理する。ただし、当該費用は、営業活動と密接であることなどから、販売費及び一般管理費として費用処理することもできる。しかし、すべて開業準備費用を一括して繰延資産として開業費勘定で資産計上することもできる。
  8. 介護保険料

    (複製)介護保険料とは、介護保険法にもとづく介護保険制度における保険料をいう。介護保険料を支払わなければならない者=被保険者は40歳以上の者である。被保険者は65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者とに分類される。第1号被保険者と第2号被保険者とでは、それぞれその保険料と徴収方法が異なる。
  9. 介護保険料(第1号被保険者)(65歳以上)

    (複製)第1号被保険者の介護保険料 介護保険料を支払わなければならない人(=被保険者)は40歳以上の人である。 介護保険の被保険者は65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者とに分類さ...
  10. 介護保険料(第2号被保険者)(40歳以上65歳未満)

    (複製)第2号被保険者の介護保険料については、給与所得者の場合は、会社が、毎月の給料から従業員が負担する介護保険料の分を健康保険料などといっしょに天引きしたうえ、翌月末に、会社負担分とあわせて保険者(全国健康保険協会(協会けんぽ)など)に納付するしくみとなっている。この場合、健康保険料などとあわせて、会社が負担すべき介護保険料については法定福利費勘定、そして、従業員が負担すべき介護保険料の天引き分については預り金(または社会保険料預り金)勘定で処理をする。
  11. 解雇予告手当

    解雇予告手当は、所得税法上は、退職所得として取り扱われる。したがって、解雇予告手当を従業員(労働者)に支払った場合は、給与勘定ではなく退職金(退職給与または退職給付)勘定(費用)の借方に記帳して費用計上する。なお、社会保険料はもちろんのこと、源泉徴収も不要である。
  12. 海事代理士報酬(海事代理士手数料・海事代理士費用)

    海事代理士報酬を支払ったときは、通常は、支払手数料勘定などの借方に記帳して費用計上する。源泉徴収分は預り金勘定で処理をする。
  13. 会社設立

    (複製)会社法の規定により、株主が払込みをした額(出資金)は原則として資本金勘定に計上するが、その1/2を超えない額は資本金として計上しないことができる。この資本金として計上しないこととした額は株式払込剰余金勘定で処理をする。
  14. 会社設立時の登記費用(設立登記の登録免許税など)

    (複製)設立時の登記費用は、原則として、支出時に費用(営業外費用)として処理する。しかし、法人の設立のために支出する他の費用と一括して繰延資産として創立費勘定で資産計上することもできる。
  15. 改修工事

    改修工事に要した費用は、これが資本的支出であれば、その費用は、建物または建物付属設備勘定を用いて固定資産の取得原価に加算して資産計上する。これに対して、収益的支出であれば、修繕費などの費用勘定を用いて費用処理をする。
  16. 回数券

    回数券を購入した場合、実務上は、費用法により、旅費交通費または通勤手当勘定などの費用勘定の借方に記帳して費用処理をする。
  17. 解体費用(取壊費用)

    建物などの解体費用は経常的に発生する費用ではないので、原則として、特別損失として固定資産除却損に含めて費用処理をする。ただし、雑損失(営業外費用)勘定などを使用して費用処理をすることも考えられる(有形固定資産の除却の場合)。
  18. 外注

    (複製)外注費とは、会社の業務の一部を外部の業者へ業務委託またはアウトソーシングした場合の費用、請負に出した場合の費用、コンサルタントを利用した場合の費用等を処理する費用勘定をいう。外注扱いにはさまざまなメリットがある
  19. 会費

    会費は、原則として、諸会費または租税公課勘定の借方に記帳して費用計上する。
  20. 外壁塗装(壁の塗装・壁の塗り替え)

    外壁塗装(壁の塗装・壁の塗り替え)に要した費用は、通常は収益的支出として修繕費勘定などの借方に記帳して費用計上する。
  21. 解約返戻金(解約金)(生命保険)

    (複製)解約返戻金とは 解約返戻金の定義・意味・意義 解約返戻金(生命保険)とは、保険者である生命保険会社が、生命保険契約の解約により、生命保険の貯蓄部分につき保険契約者に支払う金銭をいう。 解約返戻金の別名...
  22. 鍵に関する会計・簿記・経理上の取り扱い スペアキーを作成した場合 会計経理処理方法・簿記の記帳の仕方・使用する勘定科目等 消耗品費・雑費等 スペアキーを作成した場合、使用する勘定科目は、消耗品費である...
  23. 書合手形

    (複製)交換手形とは、資金繰りに窮した2者が、現実の商取引に基づかない(手形決済を必要とする現実の商取引が存在しない)で、相互に約束手形を振り出し合った手形をいい、これを融通手形として利用するものをいう。
  24. 夏季手当(夏期手当)

    (複製)賞与とは、ボーナス、一時金、報奨金、夏期手当(夏季手当)・冬期手当(冬季手当)・年末手当・期末手当等名称のいかんを問わず、役員と従業員に対して定期の給与とは別に支払われる臨時の給与(退職給与以外)を処理する費用勘定をいう。
  25. 書留

    書留代は一般的には切手代などと同様に通信費勘定の借方に記帳して費用処理をする。
  26. 家具

    取得価額が10万円または30万円未満の家具は消耗品費勘定などを用いて費用処理をする。これに対して、取得価額が10万円または30万円以上のものは工具器具備品(または器具備品)勘定などを用いて資産計上し、減価償却をする。
  27. 学資補助

    (複製)資格取得費や免許取得費は、会社業務に直接必要なものであれば、給与等として課税する必要はなく、福利厚生費または研修費勘定などで処理する
  28. 加工費(加工賃)

    加工賃(加工費)を支払ったときは外注費(外注工賃)勘定などの借方に記帳して費用計上する。ただし、製造業や建設業などでは、外注加工費勘定を用いて製造原価や建設原価に計上する。



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